山の上のガーデンブログ

多肉・球根・山野草。お山の上で植物たちと一緒に過ごすつれづれブログ。

ラケナリア開花中!

秋も深まり、冬型のケープバルブに続々と花芽が上がってきました
南アフリカ原産の小球根たち、葉も花も日本では考えもつかないような個性的な形のものばかり。
特にラケナリアは花のバリエーションが多くお気に入りです。


ラケナリア・プシラはもともとポリキセナ属でしたが、ラケナリア属に移動になりました
プシラやコリンボーサなど旧ポリキセナは他のラケナリアとだいぶ見た目が違うので、
やっぱりポリキセナと呼びたい気もしますが…
地際すれすれに低く咲く姿が特徴的です。

これはまだつぼみ。

6分咲き。


これで満開です。
花を近づけると甘い香りがします。

私は好きなのですが、ユニークすぎるのか他の人に見せても微妙なリアクション…


一方コリンボーサは花弁がピンクで可愛らしく、より一般受けするようです

花芽が見えてきました


咲き始め


こちらは花らしい花!

ちょろちょろ出ている細い葉は、今年咲かないまだ小さい球根です

去年より茎を伸ばして咲きました。


年々分球して群生していきます
夏には葉が枯れて休眠するので断水し、鉢ごと乾燥、
休眠明けの9月に掘り上げて株分けし、植えつけて水やり再開します。


開花後にはお礼肥えで球根を太らせます
耐寒性は弱いので冬は日当りの良い窓辺に。


これから入れ代わり立ち代わり、小球根が咲くのが楽しみな季節です…

まだまだ、秋の山野草。

今回も引き続き、開花中の秋の山野草。
多肉とかランとか、他にもいろいろ載せたいけどとりあえず咲いてるもの優先ってことで…


まずはお気に入り、ダルマ菊!

咲き進んで色が浅くなってますが、咲き始めのブルーが特に良し。
他の野菊より好きなのは、背が高くなったりばらけたりせずにきゅっとまとまりの良い草姿なところと、咲いてなくても葉っぱが可愛いところ!

微毛が生えて分厚くモケモケしていて、大きくロゼット状につく葉っぱが多肉のような可愛さ!
高温期や水切れしたりすると、ぎゅっとロゼットを閉じ丸まって「耐える」モードになります
今年の夏、水はけの良すぎるうちの畑は、さながら砂漠緑化の実験場のような様相でしたが、他の植物が次々と息絶えていく中こいつは見事生き残りました
虫も全然つきません、分厚くて食べにくいのか、美味しくないのか。



しかしもう一方の野菊は毎年虫に悩まされる…
菊と言っても正確にはアスターですが、アキバギクの桃花。

可愛いピンクで大好きなのに、毎年黒とオレンジの甲虫に芽をかじられて花つきがイマイチ。
あの虫は一体何なんだ!ナデシコもせっせと食べとるぞ。



次は菊ではないですが。
紫人字草。

メジャーな大文字草の仲間ですが、花型は「大」ではなく「人」なので人字草。
なかなか渋い咲き姿です。
今はちょいしょぼくなってますが、夏まではビロードのようなそれは美しい烏葉だったのですよ・・・



忘れちゃいけないのが花に負けないぐらいきれいな黄葉。
丁字草が美しく色づいております。もう輝くようです。

初夏の花も清楚でいいですが…どっかに画像あったかな…
ありました。


1年のうちに2度おいしい憎いやつです。

ミヤマラッキョウ開花中!

ミヤマラッキョウが今年も良く咲いてます。
10cmくらいでマックスの小さい球根植物。

どんどん分球するので早春に株分けして増やしてます
ミヤマラッキョウというのは本当は別の植物の名前らしいですが…
ともかくミヤマラッキョウの名で流通しているイトラッキョウの1種です


こいつのいいところはとにかく球根が小さいので、小鉢や平鉢に植えつけて遊びやすいこと!

芽出し前の早春に5・6粒植えつけておいた5cmの小鉢。
もっと葉っぱはふさふさしてたんですけど、花が咲くころにはいつも半分くらい枯れてしまう。


平鉢に盛って植えると風情があるけれど、夏に乾きやすいのが難点です


うっかり夏に水切れさせてしまったので、ちょっと花つきが悪くなってしまった…


しかしカリカリになっていたハイゴケも秋の台風でたっぷり水を吸って復活。
開花前もピンクのつぼみが1か月ほど楽しめます