山の上のガーデンブログ

多肉・球根・山野草。お山の上で植物たちと一緒に過ごすつれづれブログ。

ミニパイナップルたち

今週に入っても未だに台風の後片付けです…
ビニールハウスが飛んでしまったので、在庫の移動に追われております
あちこちでハウスが飛んだので、ビニールの供給が追い付かないらしく
しばらくは雨ざらしになってしまいそう。


でも農家の人はもっと大打撃だし、地震でも大きな被害が出ているし、
これくらいで文句は言えませんねえ。



幸い無事だった観葉植物の温室の奥で、
観賞用のミニパイナップルが開花していました
もうパイナップルの形です。

2年前くらいに7,8cmくらいの小株を挿したもの。
今は70cm以上の立派な株になりました

しかし1度も植え替えてないので挿し木したときのまま3,5寸ポットです…
よくこんな狭いポットでここまで育つものです。
さすがに安定が悪すぎるので今日植え替えましたが。


水苔だけで植え込んであります。
施肥は化学肥料を年に1,2回やってました。
かなり放任栽培です


こちらはひと月前に開花したものなので、もうだいぶパイナップル。
でも変なところから子株が出てきてます。
見栄えが悪いのでまた取って挿そうかな…


大株になっていっぱいパイナップルがなっている様子は実に見事でした!
親株はだいぶ昔に売れてしまいましたが、
あそこまで育てるのは何年かかるかなあ。



最後は、今日お嫁に行ったアンスリウム・フーケリー。
仕入れから2年経ち、幅1m超の立派な株になりました。
(しかし温室の奥に追いやられていたのをお客さんが発見。)

葉っぱが魅力の原種アンスリウムながら、地味に花も咲いています。
大株になるにつれ葉の波うちも大きくなってきて、
かっこよくなっております・・・!
神戸に行っても元気にやれよ…

台風真っ只中・・・

ただいま近畿上空を台風が通過中…
大阪は通り過ぎたはずだけどまだ暴風域、すごい風が吹いてます
今日はたまたま休みでよかった…
しかし明日店に出たらとんでもない状態になってそうで怖い。



ともかく今日は家で缶詰なので、
ちょっと前の写真でも載せておきましょか。
先々週くらいに届いたルディシア・ディスカラー"ブラッドベッセル”

ジュエルオーキッドの1つです。
マコデスほど葉脈がキラキラしていないものの、
黒地に赤い葉脈がかっこいい!


しかし「大金運」というダサいポップはいかがなものか??
金の成る木のような縁起もの需要を当て込んでいるのでしょうか。
ルディシア買う人が金運を期待しているとも思えませんが…


湿度を保つためケースに入れてあげたいですが、
ガラスケースはマコデス・ペトラで満杯なので
他のを用意しておかないとですね。
とりあえず朝晩霧吹き中です。



こちらも先々週、原種系クレマチスのテキセンシス・スカーレット。
アメリカの自生種テキセンシスの選抜種です。
テキセンシスと違って花の内側まで赤いです

華やかな大輪系もまあ悪かないんですが、
やはり原種系やベル咲き品種を集めたい!


でもベル咲き品種はちょっと病気に弱いのが難点です
それでも枯れることはまあないんですが、せっかく咲いてても
うどんこやらべとやらで葉っぱが汚くなってしまうことが多いんです…
もうそうなったら、バッサリ切って新しい葉を出し直すしかないです!
根がしっかりしていれば、切って枯れることはないですから。


それにしても、モアフィールディーやスカーレットなど原種系、うちでは
毎年どうも1番花よりも2番花、3番花の方が
きれいに咲くことが多いのが不思議です
気温の関係なのでしょうか・・・?

アリ植物が仲間入り!

一昨日は大雨と風で通勤路脇の木が倒れ、電線がブチブチ切れてました…
切れた電線の横をこわごわ通って出社しましたが、帰りにはもう直してありました。
さすが仕事が早い…
しかし、台風前にこれなら週明けの台風ではどうなることやら。



さて9月になって新学期ということで、新入生たちが仲間入りです。
自生地ではアリを塊根の中に住まわせ、共生するというアリ植物が4種類!
イモの中はアリの巣状に穴が開いていて、巣を作らなくてもすぐ住めるという
便利なアリマンションなのです。
イモに生えた突起がきも可愛い、ミルメコディア・バッケリー

ミルメフィツム・セレビクム
イモの側面にアリの出入り用の穴が見えます


ヒドノフィツム ペランガスツム


ヒドノフィツム パプアナム

どれもまだ若い実生苗ですが、順調にいけばこれからイモが大きく
育ってくる!はず!

最低15℃、直射NG、くらいの知識で
正直どう育てたらいいやらよく分からない!
こんなときには師匠に聞こう!
とりあえず着生植物なので板付でもしてみますか・・・



最後に、苗から育ててやっと咲きだした風鈴ブッソウゲ。
原種のハイビスカスです。

風に揺れる姿がうーつくしい―。
絞り咲きなところも良いですね!
まだ小さい株なので、1日1,2輪ずつしか咲かないですが。
交配種と違って、ちょっと半日陰気味でもよく蕾がつきますよ。