山の上のガーデンブログ

多肉・球根・山野草。お山の上で植物たちと一緒に過ごすつれづれブログ。

あざやか朱色の花たち

夏の山野草、センノウゲが開花中です。


ナデシコ科センノウ属の多年草。
センノウの名で出回っているのはマツモトセンノウのことが多く、
本当のセンノウは長い間希少種とされていましたが、最近は値段も下がり
手に入りやすくなってきました


マツモトセンノウとの違いはこの深い切れ込み!
1輪でも造形の妙に感心させられます。
基本丈夫なので、水はけのいい土にさえ植えれば夏越しも容易です。



偶然にも、多肉でも全く同じ色の花が咲いてるのがあります。
こちらはキク科ですが。

その名も、セネシオ・オレンジフレーム!
ベニバナみたいな花です。
というか、同じ多肉ならスタペリフォルミスの花にかなり似てますねー。
しかし花つきはこちらの方がずっといいです、つぼみがたくさん上がってきました。
本体は、多少薄めの葉がロゼットになっています。


今は外でガンガン直射に当てております。



マリーゴールドとか、洋花の花壇苗見ても朱色は全然魅力感じませんが、
山野草や多肉でこの色だと「お!」と目を惹かれてしまうのは何故なのか…

雑草の正体・・・

ちょっと前から、温室のゴムの足元に何やら立派な葉の雑草が生えてきたわあとは
思っていたのですが・・・



しばらく見ないうちにすっかり大きくなって、花らしきものまで咲きだしました

んん!?
なんだか見覚えのあるような花だわ…
なんだか、ドルステニアっぽくない…?

と思って調べてみたら本当にドルステニアでした。
ドルステニア・エラータ。
有名なドルステニア・フォエチダなどとは違い、塊茎を作らない種類だそう。
ドルスもいろんな種類があるんですねえ。
ドルスの御多分に漏れず、自家受粉で種を飛ばしまくるらしいので、
どこかの生産者さんのハウスからこぼれ種でやってきたのでしょう

葉っぱをめくってみるとこんな感じ。


この間まで雑草扱いしていたのに、ドルスと分かったとたんに、
急に葉っぱがつややかでなかなかきれいじゃないか!と思い直し、
ゴムと分けて植えてあげました
植え替え直後には多少しょんぼりしていたものの、
数日経つと元気を取り戻したので一安心です


どんどん種飛ばして増えてほしいですね~

お盆休みの植物園

今日はお盆休み明け…


休み中にはほぼ植物園や園芸店巡りでした。
河内長野の花の文化園で知り合いが働いているので、案内してもらいました~
とはいえ季節柄、そんなに花は咲いてませんでしたが…
しかし、夏~秋咲き球根好きなのでリコリス・スクアミゲラが久々に見られてよかった。
日本自生なので、生えてるところは道端に群生していますがここら辺では何故だか見ないのです…
ナツズイセンの名前の方が有名でしょうか。

葉の展開より先に、花だけ先に咲く球根が好きなのです。


あとは、植物園の醍醐味と言えばやはり1年じゅう何かのランが咲いてることですよね~
綺麗な色のミルトニアでしたが、本来の色が撮り切れず。

それとたまたま奇想天外が開花中でした!花咲いてるの初めて見たわ…

なかなかいい感じの咲き方じゃあないですか。

師匠のハウスにもあったけど、非売品の札が張ってあったような…



それから売店でちょいと苗を買って帰りました。
アルスロポディウムは、だいぶ出回るようになってきましたね。


葉がきれいだし、花が群れ咲く様子が、やはりかわいいですねえ。
2年目くらいに溶かしちゃったので、リベンジで購入。

しかし私、つくづく写真撮るの下手だな…


と、屋久島スミレ。

なんてかわいいサイズ感の葉っぱなんでしょう…
山の上なので、冬は防寒しないとな…屋久島だし…


そしてアロエ、スプラフォリア―タ。


しばらく屋内で不遇な扱いを受けていたのか、万全な体調でない感じ。
しかしラベルを見るに師匠のハウス出っぽい。
この薄暗い売店から私が助けてあげましょう…ということでお買い上げ。
日当たりと風通しのいいところに連れて行ってあげるよ~



この休みは他にもちまちま散財してしまったので(ほぼ植物)、休み明けにはしばらく大人しくすることにします…